海外旅行保険の選び方のコツ

海外旅行をする時に、滞在先でもしものことがあった時に掛け捨ての保険に加入する人も多いです。しかしもしクレジットカードを持っている人なら、新たに保険に加入する必要はありません。カードの多くに海外旅行保険が自動付帯しているからです。

クレジットカードの海外旅行保険を見てみると、「最大○○万円まで補償」と宣伝していることが多いです。何千万円とか、中には何億円の補償のカードもあります。しかしこの高額保障に惑わされないでください。

通常高額保障は、死亡時の保障です。絶対必要ないとは言わないものの、利用する確率は極めて低いです。しかも生命保険に加入している人なら、こちらの保険でもカバーできます。

海外旅行保険は、現地で病気やけがした時の治療費の保障が重要です。どの程度治療費をカバーしているか確認しましょう。その他にも携行品の損害の補償や救援者費用の内容を重視すべきです。

夫婦で保障を受ける

クレジットカードの海外旅行保険を見てみると、家族特約のついているものもあります。つまり自分だけでなく、家族の補償も無条件で受けられます。例えば夫婦で海外旅行をしたとき、別に保険に入る必要はなくなります。

家族特約のついているものは、ゴールドカードが多いです。ゴールドカードは通常年会費1万円以上かかるため、それなりの負担が必要です。

一般的に海外旅行保険を掛けるとなると、5日程度の旅行でも数千円の保険料がかかります。つまり夫婦で年に1度以上海外旅行に行く人は、十分年会費の元は取れる計算となります。

またもし家族特約のついていないクレジットカードでも対処法はあります。それは家族カードも発行してもらう方法です。家族カードも海外旅行保険の補償対象になるはずなので夫婦安心して海外旅行ができます。

子どもの保障が付いているカードも

18歳未満の子供がいるご家庭ですか？もし該当する人で海外旅行保険のついているクレジットカードを保有していれば、子供の旅行でも補償が受けられます。

この時ポイントなのは、カードを持っている人が同行していない場合でも補償が受けられる点です。子どもだけ海外旅行に出かけても、海外旅行保険がきくわけです。

子どもだけが海外に行くケースも十分考えられます。例えば中学校や高校の中には、ホームステイや語学研修を実施している所もあります。また修学旅行が海外である学校も多いです。

子どもが海外旅行に行くと何かと心配でしょう。でもクレジットカードがあれば、もしもの場合でも対処でき安心です。